ヤノマミ/国分 拓
2014/1/9
こんばんは
1月も早3分の1
この調子では今年度もあっという間なこと請け合いです・・・ 汗
正月休みは、がっつり本読もう! と、決意し、どっさり買い込んだものの
ふたを開けてみれば酒、酒、酒・・・鮭
2冊しか読めませんでした 号泣
裏を返せばその日程の中2冊も読めた、ということにもなります(ならない・・)
はてさて、今回はヤノマミという本
以前、NHKにてTV放送があったみたいですね 後の祭りですが、見たかった!
ヤノマミ?
芸能人の略称ではありません
ブラジルはアマゾン、先住民との密着ドキュメンタリー作品
先住民と言えばマサイ族 なんかがとても有名ですが、マサイ族も携帯電話とか持ったりしてるんです(都市以外は電波がないらしい・・)
もちろんすべてのマサイ族ではありませんが
とかくまぁ、同じくして、文明的ではなく、原始的な生活を営む人々の話
結構衝撃的 これTVでやってたの?って思いました
インフラはもちろん整備されてません 深い、森の中 ブラジルという現代社会から隔絶された世界でございます
ヤノマミ語、という言語が使用されていて、現在でも完全な翻訳は不可能とされております ある程度翻訳できるのはたった2人!
社会から隔絶された、もっと小さな社会に飛びこむべく、日本人とそのパーティは150日間もの密着取材を行ったわけで
電気、水道、車等々、文明の利器が多様に、かつ複雑に入り組んだわれわれの社会とは遠くかけ離れているわけで
ある程度は想像つくのですが、ジャガーとか、毒蛇とか、でっかいコオロギなんかがウヨウヨしているところに住むのです 夜は真っ暗闇
想像できても、実際に住むのは無理・・ 周りにジャガーがうようよしているのに、用をたせるでしょうか? トイレで食われるのは嫌です・・
勿論、先住民からすれば、なんだこいつ?と思われるのは当然で、敵対心と猜疑心丸出し状態から共同生活はスタートするのです
書けばずいぶんと長い文章になりそうなので、かなりの勢いで端折りますが
ワトリキ、シャボノ、シャボリ・バタ、精霊、雨、狩り等々様々なキーワードをもとに、先住民を理解しようとするのです
やはり女性が強いというのはあるのでしょうか、強いという表現は適切ではないかもしれないですが、ヤマノミ族における出産のルールについては、女性と
が強い選択に迫られているのではないか、という感想を抱かざるを得ません
又、先述の先住民がいわゆる「文明」と接し始めているという事実も見逃すことはできません
先住民の中から、ブラジルの都市へ留学し、ポルトガル語を学ぶ、という政策があるもようで
当然、電気もなければ、プライバシーもない世界から文明に触れればさまざまな影響が出ることは請け合いです
ラジカセが持ち込まれ、ブラジルラップが大流行、なんて記されてました・・ 衝撃・・
先住民の生活を変えることは望ましいのでしょうか 文明社会との話し合いは必要なのでしょうか
そのままそっとしておくことがいいのではないか、と個人的な意見
とかく、考えさせられる1冊
初めて、まじめに書いた気がします 涙