マークⅡ(JZX90) タイミングベルト・その他
2013/10/22
こんばんは
すでに10月も20日を超え、本格的な冬の準備をしなければなりません
それにしても、寒ひ
ということで、マークⅡをお預かり 10万キロ越え、タイミングベルト交換の適齢期でございます
また、いたるところからエンジンオイルのにじみが・・汗
こやつらも一緒に見る事に致しました
さてさて、今日は長文、がんばります
いわずもがな、1JZエンジン、汚れを見ながらやるのは中々時間がかかるものでございます
見る限り、ほぼ要所、オイルがにじんでおります・・・
さて、気を取り直して、取り掛かります
割と分解しやすい構造でございますが、消耗品まで行きつくまでに結構分解しなければならないのです 涙
ツインカム、直列6気筒のエンジンですが、まずヘッドカバー(左右)は確実にオイル漏れ
そんなわけで、エンジンの上を走るマニホールドまでちゃっちゃと分解 ちゃっちゃ、とはいっても、背油ではございません 涙
とりあえず、上からできる作業を・・という事で、ラジエーター・電動ファンの外側・フィンを取り外し
ラジエーターがとりずらかったです 涙 下から固定されているところにCRC(ラスペネ)を掛けて潤滑し、ファンの外側をエンジンに寄せて取り外しました
2つに別れてるヘッドカバーを外そうとしますが、真ん中のプレートがオイルやら何やらでぴったりくっついております 号泣
こじるスペースも少ないので、タイミングベルト分解時に一緒にやろうという事で、即座に後回しに
そして最初の関門、クランクプーリーのボルトでございます
硬い、硬いといわれていますが、硬いです
乗用車用のクランクプーリーホルダーは即座に壊れます そこでトラック用のホルダーがあるので、そいつで固定、レンチを車体に密着させた状態で、22ミリのメガネに、太いパイプで延長
背負い投げの如く、力を加えていきます バキ、と乾いた音がしました 一本でございます
無事、緩みまして、プーリーを外しますが、面倒なので、クランクプーラーなる便利グッズを利用しました
いやぁ、工具って素敵 漢心を見事に揺さぶります
これで全体的に見やすくなりました 各箇所からにじみ出ているオイルが垣間見えます
どうやら、クランクシール・カムシールからもおねしょでございます 涙 べっとりオイルも綺麗にふき取っていきます
タイミングカバーをそれぞれ外しますと、タイミングベルトお目見え
クランクを回し、それぞれの合いマーク(カムはバックプレートに切欠きあり、クランクはエンジン本体、ギアの上に印あり)
それぞれ合わせておいて、タッチペンなんかでマークしとくとわかりやすいです^^
何かと、オイルで汚れています・・各箇所、漏れやすい所もあるとしても、結構重症
クランクシールは後ろ側(ミッション側)も大分キてました こちらはミッション脱着、タイミングベルトとプラスでやると相当かかってしまうので、今回はお見送りです
上2つのカムプーリ、クランクプーリをとりはずしますと、それぞれのオイルシールがお目見え
軽くこじって取り外し
劣化しておりますね・・・
取付は、ホーマックで購入した水道用の配管 オイルシールにかなり近い大きさしている、かつ、クランクのでっぱりより長い!
かなり使えます 均等に装着することができました^^
カムプーリが無い状態なので、先ほどほっておいた、ヘッドカバーの取り外しに逆戻り
クリアランスがあり、マイナスドライバーを差し込むことができるので、軽くこじると、嘘のようにぽろっと取れます
固着度合、☆4つ! 涙!
ヘッドカバーはかなり汚れてます!! ヘッドカバーパッキンはかっちかち!
お次にウォーターポンプですが、正面と横、後ろ、それぞれホース類がつながっているので取り外し
結構でかいです(アッセンブリー) クーラントの汚れも気になりますね
サーモスタットもついでに交換! せっかくやるなら、この部品絶対変えておいた方がいいです
サーモだけ交換しようとすると、ちょっと面倒な場合もあるんで 涙
対策品かな?形状は少し異なります
ほいで、デストリビューターのOリングからオイルのにじみもあるようで・・
上死点合わせる作業があるんで、ついでに交換してしまいましょう 付着オイルは綺麗に
ついでにポイント、ローターも粉拭いていたのでカリカリと
だんだんとリフレッシュされてきました!
ここからはタイミングベルト取り付けの逆作業へ移ります
バックプレート取付→カムプーリ取付→油圧テンショナー取付→ベルト取り付け→タイミングテンショナー取付→油圧のピン引っこ抜き
ぬぉぉ・・・汚れがたいそうひどいもんで、パーツクリーナーすでに4本クリア・・・
それでも、きれいになってかつリフレッシュされていくのでOK
後は順に組立・・・
クーラント補充、エア抜きしつつ、エンジンフラッシング
クランクシール(ミッション側)は今回しておりませんので、ワコーズの添加剤を使用致しました
大分、エンジン回りきれいになりました
試乗、フィーリングはかなーりよくなりました
パーツクリーナーは合計6本使用・・・
エンジンオイルの交換はまめにしましょー^^
<今回の項目>
エンジンオイル・オイルエレメント・フラッシング・添加剤・タイミングベルト・タイミングテンショナー(油圧・ベアリング)・クランクシール・カムシール(×2)・スパークプラグ(×6)・ヘッドカバーガスケット(×2)・タペットシーリングワッシャ(×32)・サーモスタット・ウォーターポンプ・ファンベルト・デストリビューターOリング・スロットルボディ清掃・デストリビューター清掃・各オイル汚れ除去・クーラント入替